2018年4月– date –
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  『〆切仕事術』上阪徹 左右社 「〆切」という言葉に、あまりいいイメージはありません。 資料の作成、照会に対する回答…… 私は夏休みの宿題を8月31日から始めて、結局提出しない、という暴挙に出るタイプでした。 おかげで勤め始めの頃は、いつも〆切の土壇場で苦しんで...
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  『疾風怒濤精神分析入門──ジャック・ラカン的生き方のススメ』片岡一竹 誠信書房 死ぬまでに読めないだろうと思う本の話をしたことがありました。 [blogcard url="https://madao-betsuo.com/ulysseseditor/"] そこに書き忘れたのがジャック・ラカンの『エクリ』です。 その翻訳は原書より難解だといわれているらしい...
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『レディ・プレイヤー1』スティーヴン・スピルバーグ監督 タイ・シェルダン オリビア・クック (この記事には多少ネタバレがあります) あらすじ 2045年アメリカのオハイオ州コロンバス。 貧富の差は拡大し、貧しい人々は集合住宅で暮らしている。 主人公はウェイド・ワッツ17歳。...
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  『楽な読書』古屋美登里 BURRN!叢書 単なる「読書感想文」あるいは「読書報告文」から脱け出すためにどうすればいいか。 書評をもっと読んでみよう、と考えました。 書評というと新聞か「週刊文春」に掲載されているものしか読んでいません。 あ、もちろん「シミルボ...
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  『読書の価値』森博嗣 NHK出版新書 本をなかなか読めない時期には、本を読みたくなる本を読むことにしましょう。 小説家の森さんがどのような読書をしているのか?気になります。 森さんは本というのは、人とほぼ同じだといいます。 「本に出会うことは、人に出会うこと...
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  『シュタイナー哲学入門 もう一つの近代思想史』高橋巌 岩波現代文庫 シュタイナー哲学についてほとんど知らないまま『なぜ私たちは生きているのか』という本を読みました。 [blogcard url="https://madao-betsuo.com/2018-03-15-223528/"] それでも十分楽しめましたが、シュタイナー哲学を少し勉強した...
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  『現代イスラーム思想の源流』飯塚正人 山川出版社 先日読んだ『イスラーム思想を読みとく』は、近現代のイスラーム思想をてがかりに現在のイスラーム社会や政治を考える、よい本でした。 [blogcard url="https://madao-betsuo.com/islamshisowoyomitoku/"] いっぽう、本書はイスラー...
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  『迷わず書ける記者式文章術』松林薫 慶應義塾大学出版会 先日、上阪徹さんの『10倍速く書ける超スピード文章術』を読みました。 [blogcard url="https://madao-betsuo.com/2018-03-30-181605/"] 常日頃から書く材料を仕入れておくこと。 とにかく書きあげてあとでじっくり直すこと。 ...
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  『イスラーム思想を読みとく』松山洋平 ちくま新書 ときおり、イスラム教(イスラーム)についての入門書を手に取ったりするのですが、途中で投げ出してしまいます。 一日五回拝むとか、豚を食べたらだめだとか、マホメット(ムハンマド)はずいぶん年上の奥さんをもらったとか、知っ...
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  『宗教の見方 人はなぜ信じるのか』宇都宮輝夫 勁草書房 本書は、大学生向けの宗教学の入門書として書かれました。 宇都宮さんは「まえがき」で「本書は非宗教的な態度で対象を考察し記述している」といいます。 対象とはもちろん「宗教」のことです。 「宗教」とはいったい何なのか?。 自...
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