2018年– date –
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メモの本を読み、メモをとることを習慣にしたいとあらためて思う
子どもの頃からメモをとることに興味がありました。 小さな手帳と小さなボールペンをポケットに忍ばせていたものでした。 しかし手帳が消費されるのは最初の5ページくらいまで。 結局、メモをとることはしなくなってしまうのです。 そうやってメモ帳や手帳... -
『社長のまわりの仕事術』
上阪徹 ミシマ社 上阪さんの本は『10倍速く書ける超スピード文章術』などを読んで、おもしろかった。 https://madao-betsuo.com/2018-03-30-181605/ https://madao-betsuo.com/shimekirisigotojutsu/ 上阪さんは「ブックライター」。 たくさんの経... -
『宗教と資本主義・国家』
池上彰 佐藤優 松岡正剛 碧海寿広 若松英輔 角川書店 第Ⅰ部は池上さんと佐藤さんの対話。 第Ⅱ部は若松さんと碧海さんの講演。 第Ⅲ部は松岡さんによる論点整理と、全員によるパネルディスカッション。 そうそうたるメンバーだし、タイト... -
『超国家主義 煩悶する青年とナショナリズム』
中島岳志 筑摩書房 日本の戦前のファシズムについては、個人よりも国家の論理が優先した程度の教科書レベルにも達しない知識しかありません。 それは「戦前」の出来事だったから「戦後」のわれわれには関係ない、とどこかで高をくくっています。 ... -
『いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書』
水野学 ダイヤモンド社 水野さんはクリエイティブディレクター、クリエイティブコンサルタント。 主な仕事に相鉄グループ「デザインブランドアッププロジェクト」、そしてあの「くまモン」、中川政七商店などなどなど。 とにかくクリエイティヴな... -
「ボヘミアンラプソディ」
http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/index.html QUEENに出会ったのはラジオで洋楽を聴き始めた中学生の頃。 「ボヘミアン・ラプソディ」についてはそれまで聴いていた音楽とは全く違っていたのでよくわからなかったけど、好きでした。 QUEENの... -
『藤田嗣治がわかれば絵画がわかる』
布施英利 NHK出版 今年、東京都美術館で「没後50年 藤田嗣治展」を見ました。 https://madao-betsuo.com/foujitaaretrospective/ 若い頃から晩年までの絵がずらっと並んでいるのは壮観でした。 統一感があるようなないような、とても奇妙なもの。 作風は... -
『最高の体調 ~進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法~ 』
鈴木祐 クロスメディア・パブリッシング 復職できたとはいえ、今日はすかっといい調子だな!という日はなかなかありません。 むしろ疲れがたまって、どよんとしていることが多い。 そんな状態が改善できないか?ということで読み始めました。 鈴木... -
『情報生産者になる』
上野千鶴子 ちくま新書 情報には、生産・流通(伝達)・消費の過程がありますが、上野さんは情報の「生産者」がいちばん偉いのだと言います。 なぜなら、生産者はいつでも消費者にまわることができるけれど、消費者はどれだけ「通」でも生産者にま... -
『今夜はひとりぼっちかい? 日本文学盛衰史 戦後文学篇』
高橋源一郎 講談社 「戦後文学」というと野間宏や椎名麟三、梅崎春生といった作家の小説をつまみ食いするように読んだ程度です。 私にとっては「暗くて重い」のが戦後文学のイメージ。 安部公房も戦後文学に含まれるのかもしれないけど、自分の中...