2018年10月– date –
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『情報生産者になる』
上野千鶴子 ちくま新書 情報には、生産・流通(伝達)・消費の過程がありますが、上野さんは情報の「生産者」がいちばん偉いのだと言います。 なぜなら、生産者はいつでも消費者にまわることができるけれど、消費者はどれだけ「通」でも生産者にま... -
『今夜はひとりぼっちかい? 日本文学盛衰史 戦後文学篇』
高橋源一郎 講談社 「戦後文学」というと野間宏や椎名麟三、梅崎春生といった作家の小説をつまみ食いするように読んだ程度です。 私にとっては「暗くて重い」のが戦後文学のイメージ。 安部公房も戦後文学に含まれるのかもしれないけど、自分の中... -
『ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来』
ユヴァル・ノア・ハラリ 河出書房新社 昨年、ハラリさんの『サピエンス全史』を読みました。 [amazonjs asin="B01KLAFEZ4" locale="JP" title="サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福"] 過去の歴史についての記述はもちろんすばらし...
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