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実は読んではいたが

『誰も知らない世界と日本のまちがい 自由と国家と資本主義』松岡正剛
『謎とき村上春樹』石原千秋
『日本の行く道』橋本治

年末年始でとびとびに上記の本を読み、さらにあいだにはヘミングウェイの短篇集などを拾い読みしたりしていたのだが、なんだかまともな文章を書ける気がしなかったので放置してしまいました。

松岡正剛と橋本治はたぶん、同じことを言おうとしているように思いました。

今の日本の行き詰まりをどう見直したらいいのか、ということ。

それは歴史をきちんと見直さないといけないよ、と言うことだと思います。

石原千秋の本は、なかでも触れているように江川卓の『謎とき罪と罰』などの路線で行っていて、他の春樹本よりずっと面白いものでした。
特に『ノルウェイの森』と夏目漱石『こころ』の対比。「ホモソーシャル」をキーワードにして、女性が本来結ばれるべき男性ではない別の男性に「誤配」されることにより恋愛が生まれ、恋愛小説が成り立っているという部分。他の小説やら現実やらを読み直すことができそうに思われました。
いずれにせよ、またきちんと書ければ書きたいと思います。
とりあえず備忘まで。

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