MENU

『ホテルルワンダ』は単におもしろい

テリー・ジョージ監督

ルワンダという国がどこにあるのかも知らなかったし、もちろんルワンダ紛争のことなんか知らなかった。
それでもこの映画は面白い。
作り手に啓蒙しよう、という気持ちはたぶんほとんどないからだ。
民族間の内戦により、大量虐殺まで発展する。

その中で、外資系ホテルの支配人であるポール・ルセサバギナが難民としてホテルに受け入れ、救い出すという話。

支配人のポールが頭が切れる。

ユーモアを失わない。

かっこいい。

こういう人はどこでもリーダーになれる。
ポールが危機的な状況をユーモアと機知を使って脱出する。

これだけでじゅうぶん面白いストーリー。
しかしもちろん虐殺についてもきちんと描かれている。

人間は憎悪でここまで残酷になれるということ。

決して他人事ではない話。自分だってこうなってしまうかもしれない、もしくは憎まれてしまうかもしれない。
私は頭があまり切れない。

だから最後はユーモアで勝負するしかない。

もっと広い視野で見ようとする気持ち。

それだけしか寛容さを勝ち得ることはできないのではないか、と思った。

[amazonjs asin=”B000FOTK6Q” locale=”JP” title=”ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション DVD”]

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次